ビールケース加工その1 9999円3DプリンターのDIY

9999円未満で作る3D DIY プリンターの続きです。本日は、ビールケース大瓶の底を抜き取りました。

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カッターをバーナーであぶりカット。超音波カッターがあれば楽なんですが。

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抜き取られた底。これは、ペイントするときのテスト素材にします。

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この素材は、ペイントの強敵らしく通常ではペイントが剥がれてしまうらしいです。ので、表面をバーナーで熱処理してから塗れば良いとの事らしいです。追ってテストしてみることに。予定ではつや消しブラックにしようかと思っています。

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当初、この縦置きにして上部を開口しようと思っていましたが、それほど高さがあるものをプリントするわけではないので、通常の置いた状態で使うことに。

もう少し、加工は続きます。あと、電源は以下のがジャンクにありましたのでこれを使うことに。薄型で1Uサーバの電源で250wくらいあります。

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グリーンフレームS の D-Slot

625 V のベアリングをグリーンフレームに図面で当ててみました。

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かなり、噛み具合が浅い感じ。なんか微妙ですが、ほんとにいけますかね。

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まぁ、たぶんそれなりにかみ合ってくれるはずですが。実際作ってみないとわかりません。

フレームは発注済なので、現物が着たら実際に作ってみることに。

ビールケース大を調達しました

9999円以下で作る3Dプリンターの構造用に使うビールケースを、酒屋さんで調達してきました。200円でした。

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底が邪魔なので、とっぱらう予定。

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こんな構造になっています。

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ニッパーでも金きりはさみでも切れます。

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汚れている部分は、削れば綺麗になりそうです。

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解体には、カッターが一番いいかもしれません。

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すこしづつ、解体していくことに。一気にやると、こういうのは疲れて嫌気がさしますので。

 

corexy にして使うには、どのようにケースを使うのがいいのか考えたいと思います。

 

開口部が上になるのがいいので、この置いた状態のまま使うことに。xyz のフレームはグリーンフレームSを5本調達。

合計338円。安いですね。2020 のを使うより、500円以上コスト削減できました。

 

現在までのパーツ代合計(送料込)

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RAMPS 1.4                                        —–> 436円

Stepper Driver A4988 x 5pcs               —–> 500円

J-head Hotend Extruder Kit For E3D V6 —–> 513円

Mega 2560 R3                                   —–> 872円

RAMPS 1.4 コンパネ (LCD 12864)         —–> 807円

チューブと継ぎ手セット                        —–> 121円

MK8 ドライブギヤ                               —–>   65円

ステップモーター x 5                           —–> 2080円

XH2.54 Terminal x 30 個                    —–>   30円

ビールケース大                                   —–> 200円 ★今回計上したもの

グリーンフレームS 5本                        —–> 338円 ★今回計上したもの

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5,962円

残 4,038円

ミスミのグリーンフレーム、サンプルが到着

先着500名に無料サンプルを配っていたので、申し込みしておきました。それが到着。

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外寸28mmタイプのサンプルです。前回検討していたのは、外寸19㎜のフレームのグリーンフレームS というやつです。

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想像より、がっちり固定されています。

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ボルト一本で固定できるのは考えましたね。これは便利です。

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このようにツメでクランプして固定する構造です。

 

このツメ上のフレーム部分に注目してみました。

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625 ベアリングに溝が切ってあるタイプを当ててみると、ちゃんとひっかかります。少し角度を変えて、上下180度で挟み込む感じでも大丈夫そうです。

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これだけひっかかれば、3個のベアリングで挟み込めます。グリーンフレームのS でもこのでっぱりはさほど変わらないはずなので、350mm が73 円で買えますから、1本のスロットは最安値ですみそうです。

 

9999円の3Dプリンターのスロット用に採用する方向で検討します。

XH2.54 Terminal をステップモーターの端子に

ステップモーターのコネクターがないので、端子なんかないかなとパーツ箱を漁っていたら、XH2.54 Terminalのメス端子がちょうど良さそうでした。

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これは、200pcs で何かのコネクターを買ったときのやつです。1個、1円くらいのものです。6 x 5 = 30個分の30円を費用計上しておくことに。

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方向を固定して3Dプリンターでコネクターを作ることにします。

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現在までのパーツ代合計(送料込)

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RAMPS 1.4                                        —–> 436円

Stepper Driver A4988 x 5pcs               —–> 500円

J-head Hotend Extruder Kit For E3D V6 —–> 513円

Mega 2560 R3                                   —–> 872円

RAMPS 1.4 コンパネ (LCD 12864)         —–> 807円

チューブと継ぎ手セット                        —–> 121円

MK8 ドライブギヤ                               —–>   65円

ステップモーター x 5                           —–> 2080円

XH2.54 Terminal x 30 個                    —–>   30円 ★今回計上したもの

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5,424円

残 4,576円

 

購入・調達予定

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・電源 (ジャンクを予定)0円

・アルミフレーム(D-Slotスロット用)

2020の350mm が5本 = 172 * 5 = 860円

1515 のフレーム(HFS3-1515)150 x 5 = 725円

・Dスロット用 625 タイプの溝付きベアリング

3個 x 5set = 15 @65 = 975円

品質を落とせば、V623ZZ 3x12x4mm のスチールベアリング 15 x @32 = 480円

・5m GT2 belt 512円

・GT2 20T Pully x3 343円

ステップモータのドライブ用

・corexy 32T プリント用Pully のベアリング

625タイプ x 8 @35 = 280円

・筐体の構造用 ビールケース大瓶のを検討 250円ほどらしい

・ボルト、ナット代の計上

・フィラメント代の計上

・ステップモーターなど配線ワイヤー

・フィラメントのクーリングファン

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金額ついたものを合計 3220円(残1356円)

 

細かいのが積み重なると結構しますね。品質を落とせば、630円浮きます。が、フレームを1515 にするのはいいとしても、ベアリングの質を落とすと、プリントに響きそうです。どのくらい落ちるかはテストしてみないとですね。

 

フレームは、ミスミのグリーンフレームSというのがあり、これが350mm で 73円で、これが使えれば365円になります。または、グリーンフレームS SSスロットが同じ長さで、119円です。

こんな感じのやつですが、普通のベアリングを挟んで出来ないかなと考えたりしています。

グリーンフレーム_

ちょっと検討しましたが、溝は4mm じゃないとはまらず、また4mmだと左右にぶれるので、3点支持か4点支持しないとだめで、スマートにやるなら特殊なタイヤを旋盤かプリントしないときつそうです。プリントだと正確な厚みは出せないので、旋盤ですが、旋盤道具がないので、今回はパスですね。うーん、旋盤ほしいぞ。グリーンフレーム

微妙。

グリーンフレーム_ のコピーグリーンフレームS__カット品_|SUS|MISUMI-VONA【ミスミ】

ステップモーター到着

オリジナルマインドさんから、ステップモーターが到着。

日本サーボ 2相ステッピングモーター KA50HM1-551

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綺麗です。IMGP1255

丸型がかわいいです。

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純粋な日本製でしょうか。

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コネクタはありません(ので280円)この安さに惹かれました。

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molex の型番はわかっているのですが、2mm ピッチのソケットで代用するか、考え中。端子が細長いんですね。

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前回のモータと比較。

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M3 ボルトの穴も綺麗です。

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20TのGT2 プーリーを付けるとこんな感じ。3Dデータがないので採寸しておきます。5.73mm は M3 ボルトの穴の深さです。

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50mm 径です。

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いや、すばらしいですね。これが、5つで2000円(1,400円+送料680円=2,080円)とは。オリジナルマインドさんありがとー。

 

さぁ、あと4600円以内で以下を作る必要があります。

 

■XYZ 構造を4600円以内 のメモ

・2020の350mm が5本 = 172 * 5 = 860

  corexy で 3本、Z軸で2本

・625溝ベアリング 3×5 = 15個@60 = 975

・5m GT2 belt \512
・GT2 20T Pully x3 \343
・corexy 32T プリント用Pully のベアリング 625 x 8 @35 = \280

・ビールケース大瓶 250円
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残 \1474

電源は、Junkかなー。そうすれば、ホットプレート(726円)もいけるかも。

稼動軸は、8mmシャフト(350mmが500円)+筒ベアリング(60円x2)より今考えている構想のほうが、安くはできそう。

Z軸は台形ネジも考えましたが、ベルト駆動のほうが安そうなのでこのあたりも考えないとです。

 

フィラメント代や、ボルト代などは考慮していません。これも考慮しないとですね。