ベトナム・ホーチミンのご飯が安くて美味しすぎる!

じゃんくはっく
じゃんくはっく

ホーチミンに半年いますが、とにかくご飯が美味しい!

フォーとかですか?

ぴー
ぴー
じゃんくはっく
じゃんくはっく

麺も美味しいけど他にもたくさんあるよ!

食べに行くから教えてね。

ぴー
ぴー

久しぶりの投稿はベトナム・ホーチミンから

こんにちは、皆さん。久しぶりの投稿ですが、今回はベトナム・ホーチミンからのレポートです。僕がここに住んでいる間、日々の生活の中で驚かされるのが、ここの「ローカル食」の存在です。ホーチミンの街角で見かける無数の屋台や店舗、それぞれが特色ある料理を提供し、地元の人々に囲まれているそんな景色は日本では見かけません。

今回のブログ記事では、これらホーチミンのローカル食に焦点を当てます。僕的には、やっぱりコスパで、その魅力は何と言っても「価格」と「味」です。驚くほど安価でありながら、その味は絶品。ローカル食はベトナム文化を象徴するものであり、その本質を理解するためには、ぜひとも体験していただきたいものです。いやぁね、ほんと「お店、利益あるの?」って心配になるくらい安いんです。

 日本の事を知るには、日本の食文化を知らないと語れないのと同じ原理ですね。ベトナムを知るにはまず食事。そんな滞在半年くらいの視点から見たのが今回のレポートです。

ローカル飯の価格

ガチのローカル食です。

ベトナムの屋台の一つの大きな魅力は、その価格です。僕がこれまで試してきたローカル食の料理のほとんどは、50,000VND(約300円)以下で楽しむことができました。中には、20,000VND(約120円)ほどで提供される料理もあります。これは、日本の屋台料理やレストランの価格と比較すると、驚くほどリーズナブルです。

では、なぜベトナムのローカル食はこんなにも安いのでしょうか。ローカル食も厳密には、屋台飯と建物内にある店舗型のローカル食の2タイプがあります。屋台飯は本当にガチのローカル食堂で地元の人や、Grabなどのドライバーが食べているのを良く見ました。価格帯は、25kVND〜35k VNDくらいで円で言えば、150円〜210円くらいになります。ではなぜ、こんなに安いのでしょうか?

それにはいくつかの理由があるのでは?と思っています。まず、多くの屋台では近所で採れる新鮮な食材が標準で使われていて、これにより、食材のコストをかなり抑えることができます。つまり、市場に出回る前の価格・卸し価格で入手できるのでは?と思います。あとはこれが安く提供できる一番大きな理由だと思いますが、屋台は店舗と比べて運営コストが低いです。店舗のように家賃を支払ったり、スタッフを雇ったりする必要がないため、その分を価格に反映させることができます。店舗型の食事を今も継続的にリサーチしていますが、まだ25k VNDで提供しているところは1店舗しか知りません。

ベトナムにもそれなりの高級なレストランはあります。でも、ベトナム文化を知るには、屋台料理を食べないと始まらないと思っています。ベトナムの幅広い食文化は、ローカル食を体験することとまた違った視点でベトナムを見ることができると思っています。

半年滞在して本当に美味いと思った食べ物 その1

ホーチミンで僕が特におすすめする食事は、ブンリュウです。ベトナム語だと、Bún riêu です。ここで紹介するお店は、Thảo Điền(タオ・ディエン)地区の33A Nguyễn Văn Hưởng(グエン・ヴァン・フン)通りに位置しています。場所はこちらです。本店と支店とがあり、両方行ったことがありますが家から近いタオ・ディエンのほうを紹介します。

で、「Bún Riêu」(ブン・リウ)の専門店なので写真のような麺が特におすすめです。スープは独特でトマト、独特のスパイスが絶妙に組み合わさったこの味は、一度食べれば忘れられない記憶食となると思います。特に、その酸味が特徴的で、日本人は食べたことがない味ですよ!また、料理はその場で調理され厨房はオープン状態なので作るところも楽しむことができます。

メニューには、43kVND〜65kVNDと3つありますが、ノーマルでも十分です。中に入る具の種類などが違います。

この店は、ホーチミンのローカル食の魅力を体験するのに最適な場所です。価格の手ごろさと美味しさ、そして地元の人々との触れ合いを体験することができます。訪れた際には、ぜひこの店をチェックしてみてください。観光で来た際には、1区のお店がアクセスしやすいと思います。


タオディエン店

店名:Bún riêu tóp mỡ mọc giòn cô Hương béo Thảo Điền

住所:33A Nguyễn Văn Hưởng, Thảo Điền, Quận 2, Thành phố Hồ Chí Minh 700000 ベトナム

マップ:LINK

1区店

店名:Bún riêu tóp mỡ mọc giòn

住所:19B Đ. Nguyễn Thị Minh Khai, Đa Kao, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh, ベトナム

マップ:LINK


朝・昼兼用のご飯として最適 おいしい麺・その2

魚介のバインカンの麺で、地図には無い店なんですが、美味しかったので紹介。Bánh canh ghẹ Só 8ってのが店名ですかね。ベトナム語でカニを表すのは、CửaとGhẹとあります。前者は一般的なカニ全般で、後者もカニなんですがその違いはまだわかっていません。

お店に行くと、何入れるかって聞かれるので、海老とか魚介類だけね、って感じでOK。1週間に一度は食べたくなります。これカニの身が入っているんですよね。魚介エキスのスープが美味しいです。海老やイカもあって、お値段、40k VND(240円)です。


Bánh canh ghẹ Số 8 ビンタイン

店名:Bánh canh ghẹ Số 8(多分)

住所:このあたり A10 Phú Mỹ, Phường 22, Bình Thạnh, Thành phố Hồ Chí Minh, ベトナム

マップ:LINK

※地図にない店ですが、このあたりにあります。


クセがあるけど病みつきになる麺・ブンマム(Bún mắm)その3

僕の中では、ベスト1位のベトナム麺です。店名が「Bún mắm ABC」って店でブンマムの専門店です。

見た目から想像できると思いますが、これは、クセがあるので好き嫌いはあると思いますが自分の中では1位のベトナム麺です。これ激うまいです。ビンタイン区の少し混雑した通り沿いにあります。


Bún mắm ABC ビンタイン

店名:Bún mắm ABC

住所:13 Ng. Tất Tố, Phường 21, Bình Thạnh, Thành phố Hồ Chí Minh, ベトナム

マップ:LINK


番外 ボッチェン Bột Chiên

日本でいえば、お好み焼きとかそういう系のB級グルメだと思いますが、ボッチェン(Bột Chiên)っていう料理があります。米粉を揚げたケーキみたいな感覚的には揚げ豆腐っぽい食感で、タレをぶっかけて食べます。

この店のボッチェンはパパイヤの繊維モリモリで、おいしいです。たまに食べたくなるんですよね。


Bột Chiên ビンタイン区

店名:Bột Chiên 51

住所:51 Nguyễn Văn Lạc, Phường 21, Bình Thạnh, Thành phố Hồ Chí Minh, ベトナム

マップ:LINK


まとめ

今回、なんとなくわかったのは以下となります。

・ベトナムの麺料理は奥が深い

・自分の中では、1位ブンマム、2位ブンリュウ 3位バインカンゲー

・豚肉のコムタムもおいしいよ。有名なんで紹介は省略

・ベトナム料理は、日本人の味覚に合うと思ってます

・バインセオやコムガーとか美味しいのは他にもたくさんあります

あとがき

ここでは、有名なコムタムやバインミーやフォーやフーティウとかは省きました。自分が本当に美味しいと思える、ベスト3を紹介しました。そのほとんどが、50k VND(300円)以下で食べられます。一番安い価格帯としては、25kVND(150円)です。バインミーとかは15kVNDとかもあります。すべて外食しても、食費は3万円以下になりますね。日本食もたくさんありますが、僕はローカルフードで十分満足していて、あまり日本食を食べたいとは思いません。

 あと、ベトナムの人は外で食べるのが本当に好きです。最初、何故かはわかりませんでしたがやっぱり、外の方が気持ちがい良いっていう理由がその大半だと思います。ミニテーブルと椅子に座って景色や人をウォッチしながら食べる。それがスタンダードなようです。

著者にメッセージ

間違いのご指摘など、コメントじゃなくて、個人的にやりとりしたい場合はこちらからどうぞ。お返事が遅くなるときもありますが、ご了承を。

音声認識のやることリストで遊んでみた

じゃんくはっく
じゃんくはっく

音声認識ってやったことなかったなー!

WEB技術だけで出来るみたいですね!

ぴー
ぴー
じゃんくはっく
じゃんくはっく

そうみたい。最近のブラウザは賢いですね

実用的なサンプルをお願いします〜

ぴー
ぴー

最近の音声認識って、どんな感じなんだろう? と思ったのでリサーチしてみました。きっと誰かが作っているだろうと思うので調査開始です。いくつか見つかりましたが、今日は、ブラウザが標準で持っている音声認識の機能を使って遊んでみようかなと思います。

さっそくデモです

さて、まずはデモを実際に触ってみてもらったほうが速いかと思います。PCでChromeブラウザであれば動作すると思います。Safariでも動作しました。

Artyom.js – A Sticky Notes Demo

https://take-i.github.io/artyom-todo/

このような付箋紙のToDoリストが音声認識で追加・削除できるものです。メモの追加は、以下のように喋れば追加できます。

  • ソースコードレビューをする メモ作成

削除したい場合は、

  • 1番目のメモを削除

とすれば、消えます。また、付箋紙をクリックすれば、その内容を喋ってくれます。なお、English USAや、English Great Britain にすると英語の発音じゃないと登録、削除できません。英語の発音練習とかよいのかもしれませんね。

ソースコード

元ネタは、以下となります。

github : Artyom.js

https://github.com/sdkcarlos/artyom.js

このToDoリストのサンプルアプリの元ソースのGITは不明でしたが、日本語化してあるのが自分のgithub リポジトリにコミットしておきました。

artyom.js – todo list

https://github.com/take-i/artyom-todo

どうやって動作しているのか?

とりあえず、サンプルを日本語化して日本語の音声で話せ、認識できるということがわかりました。さて、これはどういう仕組みで動作しているのでしょうか? どこぞやのAPIを叩いているのかと思っていたのですが、ソースをみるとそうではないようでした。

 はい、これはWeb Speech APIというようで、つまりはHTML5 対応のブラウザに実装されている仕様ということでした。ほとんどの主要ブラウザーではサポートしているようです。

注意するのは、IEとAndroid版のOperaブラウザー、そしてAndroidのWebViewではまだ動作しないって書いてありますね。PWA化したWEBアプリなら大丈夫そうです。

 音声をしゃべらせる部分が、SpeechSynthesisUtterance というようです。意味としては、音声発話ということですね。

 そして、音声を認識する部分は、SpeechRecognitionということのようです。こちらのブラウザ対応状況は

こちらは、AndroidのWebViewもいけるようですが、Firefoxや、Operaはだめなようです。ChromeやSafariはPC、スマホは大丈夫なようですね。

まとめ

今回、なんとなくわかったのは以下となります。

・最近のブラウザは賢くなって音声発話や音声認識もできる
・ChromeやSafarriやEdgeは問題なく使えそう。
・スマホは発話が、AndroidのWebViewでは使えないので注意が必要。
・httpsのSSL通信でないと、ブラウザからマイクへの許可許諾のダイアログがアクセスするごとに出る
・デモ版のJSはVerが0.9.6と最新1.0.6と比べて少し低いので、最新も使ってみたい

あとがき

音声認識や、音声合成は利用用途によって使えるので何か案件が来た時には積極的に使っていきたいですね。声フォントとか使えば、自然な喋りが実現できるし、キーボード入力が苦手な方は音声入力のようが良いですしね。

著者にメッセージ

間違いのご指摘など、コメントじゃなくて、個人的にやりとりしたい場合はこちらからどうぞ。お返事が遅くなるときもありますが、ご了承を。

アサイド

ゴートの縦書きブログサービスが終了したので、あれこれ考えてみる

只今、縦書きでレンダリング中です。フォントなどダウンロードしています...

アサイド

縦書きでブログを書いてみることに

只今、縦書きでレンダリング中です。フォントなどダウンロードしています...

アルゴリア検索を導入してみたら、速くて便利で気に入った話!

じゃんくはっく
じゃんくはっく

静的サイトでも動作する検索を模索してみたよ

Google検索とかじゃなくて?

ぴー
ぴー
じゃんくはっく
じゃんくはっく

自分のサイトにもっと特化して検索できるやつが欲しかったのよ

このブログってGitHub Pagesでしょ? どうやるのかしら?

ぴー
ぴー

ゴールデンウィーク真っ最中ですね! 皆さんは何してますか?

僕は、まったりとPCと戯れて、世界中の面白いネタを探しています。もうね、あるわあるわ。面白ネタがたくさんあって、世界は広いなと、再認識しました。

さて、今回のネタは「検索」です。このブログはgithub pages ってのを使っていて静的なサイトなんです。見た目はWordPressのブログサイトっぽいのですが、htmlとcssとjsだけの構成でPHPとかデータベースとか動作していないんです。なので、自分のサイトの検索機能はGoogleのを使っているんですが、もっと良いのはないかなーと探していました。こういう分野のエンジニアは、フロントエンド・エンジニアと、いうんですが、自分は苦手分野なのであまり知識がありませんでした。

見つけたところは、Electronのサイト!

Electronえれくとろんっていう、仕組みがあるのですがこの本家サイトの日本語ドキュメントにその良い例が載っています。

Electron ドキュメント

https://www.electronjs.org/ja/docs/latest/

このサイトを見ると、キーボード操作 CMD+K で検索ウィンドウが出てきます。

こんな感じで、検索文字をタイプするごとにそのキーワードを含んだページとヒットした文字部分が出てくるわけです。検索キーワードの提案(サジェスト)が出るのではなく、検索結果がリアルタイムで表示されるイメージです。このキーワードに対して、その候補のページが出てくる仕組み・検索システムが優秀で使いやすいんです。

で、この仕組みってどうやって作っているんだろうなーと思っていたところ、このウインドウの下にはalgoliaあるごりあ と表示されています。どうやら、algolia の検索システムを使っているようです。

ちなみに、Electronっていのは、簡単に紹介すると以下です。そのうち、ネタにしようかなと思っています

Electron(エレクトロン)とは、ウェブ技術でデスクトップアプリケーションを作成できるテクノロジーです。 HTMLとCSS、JavaScriptを使って開発し、WindowsとmacOSの両OSのアプリケーションを1つのコードから作ることができます。

https://ics.media/entry/7298/

algolia の検索システムとは何なのか?

さて、algoliaの検索とはいったい何なのでしょうか? 英語サイトですが、サービス名称は「Algolia Searchあるごりあ さーち」と言うようです。

Algolia Search

https://www.algolia.com/products/search-and-discovery/hosted-search-api/

FAQのところを見ると、概要が見えてきます。まず、Algoliaは高速で、SaaSさーす製品でモバイル向けにも特化してあり、日本語も使えるようです。

機能は大きくわけて、2つあるようです。1つは、Autocompleteと呼ばれる、検索キーワードを入れると、リアルタイムで検索結果が出る仕組み。もう一つは、検索キーワードの提案(サジェスト)のAutoCompleteで、これは「Query Suggestions」を設定すると可能のようです。

こういうのは、まず使ってみるのが手っ取り早いです。幸い、WordPressでalgolia検索を使うのは簡単です。まずは、このサイトですでに実装してあるので、それを紹介してみます。

このブログでの実装例

このブログでは、キーボード操作「/」スラッシュをタイプすると、以下のような検索ウィンドウが出てきます。

検索テキスト入力エリアにフォーカスするには、「.」ドットをタイプするかマウスでフォーカスします。適当な検索ワードをタイプすればその結果を含むページが下に表示されます。これは、検索キーワードのサジェストとは違いますが、検索結果がすぐに出てくるので検索結果に遷移しなくても良くて便利です。検索ワードをタイプしてから、検索結果が出てくるのが異常に速くないでしょうか?

WordPressに入れてみる

では、このブログと同じことをしてみたい人向けに具体的な手順の紹介です。2つプラグインを入れるのですが、まず、1つ目は以下です。

WP Search with Algolia

https://ja.wordpress.org/plugins/wp-search-with-algolia/

次に、algolia のサイトではアカウントを作成し、Applicationを作成し、APIキーを参照します。

で、その各種項目を先ほどのWordPressプラグインに設定します。

少し説明は端折りますが、「Search Page」では、とりあえず真ん中の「Use Algolia in the backend」を選んでおけば良いでしょう。Autocomplete では、検索させる対象、たとえば「投稿」を選択してインデックスを再作成しておきます。

WP標準の検索ウィンドウで確認

WP標準の検索ウィンドウで、検索キーワードを入れたら、検索結果が出てくるようになっていれば成功です。

アイキャッチ記事の画像があれば、こんな感じで表示されるかなと思います。

キーボード操作で検索ウィンドウを出す

続いて、キーボード操作で、検索窓がポップアップする部分です。検索結果に遷移しなくて良いので、どのページからも検索ウィンドウが表示されれば便利かなと思いました。

そのような動作をするプラグインを昔みたことがあったので検索してみました。「wp-keyboard-nav」というのがあったので、それには検索窓がついていないので、少し手直しして、以下のような野良プラグインを作ってみました。

Keyboard PopUP algolia search
WordPress の野良プラグインです。プラグイン名称は、Keyboard PopUP algolia search です。 キーボード操作でポップアップする検索ウィンドウです。algolia検索と組み合わせて使うために、改造しました。元ソースは、wp-keyboard-nav LINK というプラグインです。

https://github.com/take-i/wp-keypopup-algolia

こちらは何も設定は必要ありません。プラグインを入れれば、すべてのページでキーボード操作で検索ウィンドウが出てくるかと思います。

レスポンス時間はどのくらいなのか?

検索ウィンドウに1文字づつタイプするごとに、Algolia のAPIにリクエストが飛び、レスポンスされます。何回か試したのですが、ほとんどが100ms 以内に帰ってきています。

以下のように、20ms以内くらいで帰ってくるようです。劇速いです!

まとめ

今回、なんとなくわかったのは以下となります。

・Algolia の無料枠は、10,000検索リクエスト/月
・検索対象の数制限は、10,000 レコード
・無料枠利用にカード登録は必要なし
・個人用サイトなら無料枠で足りそうだが、しばらく運用してみる
・有料版は、1000リクエスト/月 で1.5ドル
・検索クエリーは1文字づつ、APIリクエストが飛んでいる
・その、ほとんどが20ms以内にレスポンスされている
・検索結果が検索窓に検索キーワードを入れた時点で表示される
・↑これがすごく便利で気に入りました
・日本語にも対応していている
・紹介はしきれなかったが、静的サイトでも少しの手入れで動作する
・速いというのは、正義だなと改めて実感
・キーボードで出てくる検索ウィンドウは思ったより、便利
・algolia にINDEXデータを入れる部分はwordpressで可能
・algoliaの管理画面でAnalyticsがあり、検索ワードや表示ページなど統計データが見れる

あとがき

英語サイトの情報なので、まだあまり日本語の情報がないのですが、この手のサイト内検索を商材にするサービスは他にもたくさんあります。商用のサイトなら、たくさんある商品や情報の中から、お客さんが希望するモノにたどり着きやすくするため、サイト内検索は結構重要だと思っています。

今回の話は、バックエンドにデータベースがあって、それを直接検索参照させる従来のやり方ではないケースです。このブログのように、静的なページがあってそれを対象に高速で検索させる場合は何が正解なのでしょうか。ある人は、全文検索エンジンを入れたらどう? とか。検索用のインデッックスを持ったDBを用意すればよいとか。

このブログの場合は、記事の作成時点ではWordPressで管理していて、書き出すときに静的なHTMLにしています。全ての記事のインデックス(目次情報)は、WordPressで動作している時点でAlgolia に投げられます。静的ページからの検索は、JavaScript経由でAlgoliaに参照され、文字が入るたびにリアルタイムに検索結果が表示される仕組みです。

データベースは無く、作るつもりもないので静的ページをどうやって手間なく、検索させるか? の1つの解だとは思います。

著者にメッセージ

間違いのご指摘など、コメントじゃなくて、個人的にやりとりしたい場合はこちらからどうぞ。お返事が遅くなるときもありますが、ご了承を。

WordPressをhtmlファイルに出してGitHub Pagesで運用するスタイルが最高

じゃんくはっく
じゃんくはっく

スマホサイトでWordPressも納得したしなー!

あ〜、例の記事をネタにするんですね!

ぴー
ぴー
じゃんくはっく
じゃんくはっく

やっぱり運用が楽なのがいいしね!

率直な感想なんかを聞いてみたいわ。

ぴー
ぴー

長らく、スマホ上でWordPress環境を作って、自家サーバで動かしていましたがSLAも納得の数値を出せたのでそろそろ違う環境にしようかなと、考えていました。

 今日のお話は、WordPressから静的なHTMLファイルを書き出してそれをGitHub Pages やNETLIFYで、独自ドメインを使って動かしてみた感想なんかを書きたいなと思います。具体的な手順なんかは記載していませんので、要望があれば別ネタにしたいなと思います。

WordPressでの編集から記事公開までの概略

全体の流れは、基本的に以下の3ステップです。

 (1) ローカル環境のWordPressで記事を書く

 (2) Simply Staticプラグインで、「静的ファイルを生成する」ボタンを押す

 (3) 上記でできたファイルを展開して、Github Pages のリポジトリへコミットする

Github Pages の設定をしておけば、こんな感じですね。(2) のファイル生成時間は、動作速度、記事数や画像数などにもよって変わりますが、自分の場合は1時間弱くらいでした。

WordPressのデータをどうやって、静的ファイルにするの?

これは非常によくできたプラグインがあります。それを使うだけ。いろいろ検討しましたが以下のが一押しです。

Simply Static
HTTPS://JA.WORDPRESS.ORG/PLUGINS/SIMPLY-STATIC/

これは、Pro 版と無償版があります。今使っているのは、無償版ですが、Pro版も検討しています。とりあえずは、無償版でも十分な機能を持っています。以下のように「相対 URL を使用する」でファイルを書き出す設定をしておきます。なぜ相対URLにしているかといえば、ミラーサイトにも公開しているからです。このブログの場合、以下のように複数のリポジトリへコミットしているからです。

 メインサイト:https://hack.gpl.jp/

 エイリアス:https://junkhack.gpl.jp/

 ミラーサイト:https://jh.gpl.jp/

あとは、「静的ファイルを生成する」でOKです。このブログの場合、583個の記事を1時間弱で書き出せました。

書き出したあとはどうするの?

無事に静的ファイルが描き出せたら、圧縮ファイルを展開してGithub Pages のリポジトリにコミットするだけです。自分は、Sourcetree を使っています。

自動化するならスクリプトを作ってコミットもできると思います。そのうち、やってみたいなと思っています。ちなみに、Simply StaticのPro版はGitHub連携も出来るので一手間減ります。

環境づくりで、注意する点

WordPress の環境作りでは、以下の点に気を付ける必要があります。

  • 書き出されるのは静的なHTMLとjsとcss と画像ファイルなのでコメントやメールフォームや検索など動的に動かすことができない
  • なので、コメントは全部閉じる
  • メールフォームなど、自分の場合はコンタクトフォーム 7を使わないようにした
  • 検索はGoogleのカスタム検索をWordPressのウィジェットに貼り付ける(https://programmablesearchengine.google.com/cse/
  • WordPressのスラグは全部英文字にしておく(日本語は使わない)
  • ローカル環境のPHP設定でメモリ関連の設定を上げておく

といったところでしょうか。静的化してもコメントやメールフォームを動かす別の方法もありますが、現時点ではまだ導入していません。そもそも、コメントやメールフォームは無くても良いかなと。あればコミュニケーションができますが、仕事の依頼系はメールでも十分かなと感じています。わざわざ、メールフォームにしておく必要性もないのが実際のところです。コメントについては、このブログの場合、ほとんど書き込みがないので無くても問題はありません。どうしても、コンタクト撮りたい場合は、メールしてもらえれば良いかなと現時点では思っています。

現時点で使っているプラグインは?

静的ファイルを書き出すSimply Staticを使っても、ちゃんと動作しているWordPressのプラグインは以下です。表示系ではない関係ないプラグインもありますが、表示系に関連するのは動いていることを確認しています。

+-------------------------------------------+----------+-----------+-------------+
| name                                      | status   | update    | version     |
+-------------------------------------------+----------+-----------+-------------+
| acf-quickedit-fields                      | active   | available | 3.1.6       |
| advanced-custom-fields                    | active   | none      | 5.11.4      |
| akismet                                   | active   | none      | 4.2.1       |
| autoptimize                               | active   | none      | 2.9.5       |
| backwpup                                  | active   | none      | 3.10.0      |
| bulk-media-register                       | active   | none      | 1.25        |
| admin-featured-image                      | active   | none      | 1.2         |
| export-all-urls                           | active   | none      | 4.1         |
| google-sitemap-generator                  | active   | none      | 4.1.1       |
| jquery-manager                            | active   | none      | 1.10.6      |
| list-urls                                 | active   | none      | 0.2         |
| luckywp-table-of-contents                 | active   | none      | 2.1.4       |
| multiple-domain-mapping-on-single-site    | active   | none      | 1.0.5       |
| permalink-manager                         | active   | available | 2.2.14      |
| search-regex                              | active   | none      | 2.4.1       |
| shortcoder                                | active   | none      | 5.6         |
| simply-static                             | active   | available | 2.1.5.2     |
| google-site-kit                           | active   | none      | 1.48.1      |
| ultimate-addons-for-gutenberg             | active   | none      | 1.25.2      |
| word-balloon                              | active   | none      | 4.18.4      |
| wordpress-importer                        | active   | none      | 0.7         |
| wp-external-links                         | active   | none      | 2.50        |
| wpfront-scroll-top                        | active   | none      | 2.0.7.08086 |
| wp-multibyte-patch                        | active   | none      | 2.9         |
| duplicate-post                            | active   | none      | 4.3         |
+-------------------------------------------+----------+-----------+-------------+

意外だったのは、目次を作っている「luckywp-table-of-contents」や吹き出し表示の「word-balloon」もちゃんと動作しています。

まとめ

今回、なんとなくわかったのは以下となります。

・運用コストが下がるので、今後はコンテンツネタに力を入れていきたい

・やっぱり静的ファイルは読み込みが速い!

・WordPressとは今後もローカル環境で付き合っていきます

あとがき

かなり前から、WordPress運用環境を変えたいなと検討していました。やっぱりシンプルが一番です。まだ切り替えたばかりなので、少し記事を書いてからまた感想などを書きたいなと思います。

著者にメッセージ

間違いのご指摘など、コメントじゃなくて、個人的にやりとりしたい場合はこちらからどうぞ。お返事が遅くなるときもありますが、ご了承を。

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