只今、縦書きでレンダリング中です。フォントなどダウンロードしています...
縦書きでブログを書いてみることに
さて、今日はいつもとは違うスタイルでブログを書いてみようかなと思います。はい、縦書きです。実は十年ぐらい前に、縦書きでブログを書いていました。その時のソースコードが出てきたので懐かしいなぁと思って、復活させてみました。
縦書きを描画している仕組みは、涅槃JSというジャバスクリプトのプログラムです。現在の最新バージョンは5ですが、ここで使っているのは古いバージョンの2です。これは、縦書き文庫の中の人が作っている縦書き描画の仕組みです。黒魔術のように、横書きが縦書きになる様は只々、感心するばかりです。
いろんな表現ができるように、涅槃JSはプラグインでHTMLタグをフックさせることができるようになっています。
例えば、こんな感じで、SUBJECTタグで囲うとプチタイトルっぽい表現になります。
俳句も書けます そして、俳句のような記述も可能です。HAIKUタグで囲うと、
柿くえば 鐘がなるなり 法隆寺 このような表現ができるようにプラグインを作りました。なかなか、楽しいですよね? 今や、縦書きの文化が廃れつつありますが、自分のブログくらいは好きに書きたいです。
技術的な話は縦書きで書けるのか?
そもそも、縦書きで技術的なネタが書けるのか? です。はい、これは昔実験して、かなり厳しいということがわかっています。しかし、メリットもあります。それは、「不用意に横文字や略語を使わなくなる」ということです。この業界、やたらと横文字やカタカナ英語、三文字略語が多いんです。自分もたまに、この三文字略語ってなんだっけか? と思うこともよくあります。
なぜ技術の話は頭に入らないのか? 技術屋でも、専門的な話で未知の分野の場合には、
「この話、ぜんぜんわからん」という場面があります。これは思うに、技術的な話にはカタカナ文字や、三文字略語など、たくさん出てきます。中には使わなくても十分に説明できることも多いのです。 知っている人に説明する時は良いのですが、その分野の専門外の人が読んでも解るように話すには、なるべく横文字や三文字略語などの専門用語は使わないほうが良いのです。しかし、横書きで書いていると無意識下で使ってしまうのです。
例えば、一例を上げてみましょう。LINEというスマホのアプリがあります。まだ、スマホを使ったことがない、ガラケーから移行してきた人に説明する場合を想定してみます。ウィキから引用してみましょうか。
ウィキのラインの説明 利用者が相互に本アプリケーションをインストールしておけば、通信キャリアや端末を問わずに複数人のグループ通話を含む音声通話やチャットが可能である。通話サービスは通常の音声電話と異なりパケット通信を利用するインターネット電話で、パケット定額制サービスに加入していれば、通話料金を課金されることなく無制限に通話可能である。そのため無料提供されている本アプリケーションは「無料通話」などと宣伝されている。パケット通信料が従量課金であれば、データ通信料の請求額が過大になったり、パケット通信に速度制限が掛かる場合も有り得る。テキストチャットはスタンプや絵文字が多種揃っている。
たぶん、この説明では、ガラケーから移行してきた人はピンとこないでしょう。でも、英文字がそのまま文面に入っているわけではないので、マシかなと思います。
自分なら、以下のように説明します。
ラインとは? LINEとは無料のコミュニケーションができるソフトウェア。利用者間でリアルタイムに短いメッセージのやり取りや音声通話が可能。最大の特徴は、メッセージを相手に送った際、そのメッセージを相手が読んだか否かがわかる既読機能がついている点である。なお、音声通話は090、080、070などの音声通話を使わず、データ通信で行われるため、電話料金がかからない。データ通信を定額で抑えるためには、屋内であればWIFI無線環境か、屋外であればLINMOなどの格安通信サービスを提供している事業者のプランに加入すれば無料となる。
こんな説明はどうでしょうか?
まとめ
・縦書きは新鮮
・英字での説明は苦手
・不用意に英字、英語を使わなくなるのがメリット
・俳句が書けるのが楽しい
・パソコン版のレイアウトしか作っていない
・スマホ版のレイアウトも作る必要がある
・レスポンシブ対応ではない
あとがき
縦書きのブログはいかがだったでしょうか?
定期的に、話ネタなどは縦書きで書いていこうかなと思っています。テーマもそのうち公開しますので、使いたい人がいればリクエストお待ちしています。もう少し調整が必要なので、出来次第、続報のブログ記事を出す予定です。公開はGITHUBかなー。