ESP-WROOM-02到着

ESP13 と、ESP-WROOM-02 は同じ品だと思うけども実際使ってみないとわからないので TELEC対応品の刻印がついたものをゲットしました。前回は、ESP13 の初期ロット品かコピー品かのどちらかで、シールドに FCC の刻印すらなかったのですが今回は正規品のようです。

ESP13 なのか?な?
esp13_thumb

以下は、今回の品です。動けば機能は同じかもしれませんが、絵的に刻印があったほうがまぁ、よろしいので。

 

法律はよくわかりませんが、刻印があるなしというよりは、メーカーが同じ企画の品を作っていて、メーカーが取得しているものであれば、どちらも同じだと思うのですが、どうなんでしょうかね?

 

一番肝心なのは、電波干渉するようなものであるかどうかということですが、シールドが付いている以上、あとはファームウェアの問題だと思うのですが。

esp-wroom-02a

2個 で7.23ドルで930円くらいです。@415円 ESP13 は@320円。100円の差ですが、10個作れば、1000円の差がでます。送料を考慮して最安値は、現在この値段でしょう。10個まとめて買えば日本でも安くはなりますが、送料もかかるので。

esp-wroom-02 backboost の基板に使用する予定です。基板が着たら、WiFi E-ink のプログラムもコンパイルできるか確認しようと思っています。WiFi E-ink のユニットもESP12 ではなく、ESP13(ESP-WROOM-02 ) にしたいところです。

 

個人が、開発用に技適マーク相当が取得できるような施策があれば良いのですがね。開発ルームにシールドを作るのもコストがかかりますしね。

15ドルのOrange Piで遊び倒す

遊びがいがありそうなので、ポチりました! 動機としては、OpenStack のARMビルド版を動かすのを目標にしています。

 

CPU には、allwinner のH3 というアーキテクチャーネームはsun8iw7p1 というものが載っています。

4K に対応した H.265/HEVC 4K@30fps のデコードが出来るんですよ。そして、4コアですよ。1.6Ghz で動作して、こんなのが2300円で買えてしまうなんて。もう驚きです。!!!どうやら、これは30ドル~50ドルくらいのSTBを対象に開発されたようで、価格は6ドルとのこと。

H3_Allwinner_TechnologyH3_Allwinner_Technology 2

Allwinner_H3_Datasheetv1.1

UnixBench ではRasPi(2じゃないやつ)よりも速いはずです。到着したら、自身で計測してみますが、他者の結果は以下のようです。RasPi2 より速ければ、うれしいですね。スペック的には速いはずです。以下のベンチマークは、Orange Pi(AllWinner A20)のもの。

参考ソース

http://pastebin.com/chsgAxw2

========================================================================
   BYTE UNIX Benchmarks (Version 5.1.3)
 
   System: OrangePI: GNU/Linux
   OS: GNU/Linux -- 3.4.39 -- #1 SMP PREEMPT Wed Sep 16 13:39:07 CEST 2015
   Machine: armv7l (unknown)
   Language: en_US.utf8 (charmap="UTF-8", collate="UTF-8")
   16:00:08 up 31 min,  1 user,  load average: 3.00, 3.09, 2.76; runlevel 2
 
------------------------------------------------------------------------
Benchmark Run: Sat Sep 19 2015 16:00:08 - 16:28:23
0 CPUs in system; running 1 parallel copy of tests
 
Dhrystone 2 using register variables        5193714.8 lps   (10.0 s, 7 samples)
Double-Precision Whetstone                      791.3 MWIPS (10.1 s, 7 samples)
Execl Throughput                                349.9 lps   (29.9 s, 2 samples)
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks        121696.0 KBps  (30.0 s, 2 samples)
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks           36652.0 KBps  (30.0 s, 2 samples)
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks        277558.9 KBps  (30.0 s, 2 samples)
Pipe Throughput                              323747.0 lps   (10.0 s, 7 samples)
Pipe-based Context Switching                  12225.1 lps   (10.0 s, 7 samples)
Process Creation                               1044.4 lps   (30.0 s, 2 samples)
Shell Scripts (1 concurrent)                   1433.6 lpm   (60.0 s, 2 samples)
Shell Scripts (8 concurrent)                    472.1 lpm   (60.0 s, 2 samples)
System Call Overhead                         854375.1 lps   (10.0 s, 7 samples)
 
System Benchmarks Index Values               BASELINE       RESULT    INDEX
Dhrystone 2 using register variables         116700.0    5193714.8    445.0
Double-Precision Whetstone                       55.0        791.3    143.9
Execl Throughput                                 43.0        349.9     81.4
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks          3960.0     121696.0    307.3
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks            1655.0      36652.0    221.5
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks          5800.0     277558.9    478.5
Pipe Throughput                               12440.0     323747.0    260.2
Pipe-based Context Switching                   4000.0      12225.1     30.6
Process Creation                                126.0       1044.4     82.9
Shell Scripts (1 concurrent)                     42.4       1433.6    338.1
Shell Scripts (8 concurrent)                      6.0        472.1    786.9
System Call Overhead                          15000.0     854375.1    569.6
                                                                   ========
System Benchmarks Index Score                                         225.1

 

-c 4 のオプションをつけてないようなので、おそらくRasPi2 よりも速いはず。

 

orangepipc_info オフィシャルサイトには、サポートOSは以下のようです。

orange_pi_homepage_-_Orangepi

www_orangepi_org_downloadresources_ ラインナップは以下のようです。最初の1つを選ぶとしたら、一番安いものでとりあえずいいかなと思ったので、15ドルのOrange Pi PC にしました。大きな違いは、NIC がGB対応にするか、WiFi 付きを選ぶか、SATA も付くのを選ぶか、eMMC8GB のストレージ付きを選ぶかです。

  Orange Pi Orange Pi Plus Orange Pi 2 Orange Pi PC Raspberry Pi 2 Model B
Processor AllWinner A20 Allwinner H3 Allwinner H3 Allwinner H3 Broadcom BCM2836
CPU cores 4x Cortex-A7 @ 1GHz 4x Cortex-A7 @ 1.6GHz 4x Cortex-A7 @ 1.6GHz 4x Cortex-A7 @ 1.6GHz 4x Cortex-A7 @ 900MHz
GPU PowerVR SGX544MP2 ARM Mali-400 MP2 ARM Mali-400 MP2 ARM Mali-400 MP2 Broadcom VideoCore IV
RAM 1GB 1GB 1GB 1GB 1GB
Storage microSD, SATA 2.0 microSD, SATA 2.0, 8GB eMMC microSD microSD microSD
Wireless WiFi WiFI WiFi
Ethernet Gigabit Gigabit 10/100 10/100 10/100
A/V I/O HDMI, composite, LVDS, VGA HDMI, composite HDMI, composite HDMI, composite HDMI, composite
Camera CSI CSI CSI CSI CSI
USB ports 4x USB 2.0; 1x USB OTG 4x USB 2.0; 1x USB OTG 4x USB 2.0; 1x USB OTG 3x USB 2.0; 1x USB OTG 4x USB 2.0
Power +5V via micro-USB or barrel jack +5V via micro-USB or barrel jack +5V via barrel jack +5V via barrel jack +5V via micro-USB
Expansion 26-pin Pi-style; 18-pin 40-pin Pi-style 40-pin Pi-style 40-pin Pi-style 40-pin
Dimensions 112 x 60mm 112 x 60mm 93 x 60mm 85 x 55mm 85 x 56mm
Price (less shipping) $49 $59 $30 $15 $35

オリジナルソース

http://linuxgizmos.com/15-dollar-orange-pi-pc-hacker-sbc-packs-quad-core-soc/

価格のバランスから言って、まずは表中の赤いものでいいかなと思いました。

2300円(15ドル+送料)くらいなので、ちょっと遊んでみようかと思います。目標は、オリジナルなOSビルドです。

野良なイメージはあるけれども、ちょっと心配だし、1からCentOS とかのarm 版を作ってみようかと。目標は、OpenStack のARMビルドを走らせること。そして、検証用のOpenStack 環境を作ってみたいなと。

 

アプリケーションであれば、クロスコンパイル環境を作ればARM版のアプリケーションはビルド出来るのでしょうが、OS自体を1からARM ビルドするにはどうしたらいいのでしょうか? このあたりのノウハウも勉強になると思いますので、やってみたいと思います。

 

オリジナルなブートローダーや、セットアップを簡単にするインストーラなども作れたら面白いなと思っていますが、いろいろスキルが必要になりそうですので、勉強しながらやっていきたいです。

 

それにしても、この部品構成でどやったら、15ドルで出せるのかが不思議です。

CPU は6ドルとのことで、大量に買えば安くはなるのであろうけども、中国のパワーはすごいですね。脅威を通りこして畏敬を感じます。安いのはパワーだと!

 

とりあえず、年末年始はこれで楽しめそうです。SUNXIのマニュアルにH3 とか基本的なマニュアルビルドの手順が載っていたのでメモ。

 

sunxi

Manual build howto

H3 Manual build howto

11/11 のお買い物

当初、スマホ(meizu m2 noteか、Redmi Note 2)か、スマートウォッチを買おうかなと思っていたのですが、よく考えると、7インチのタブレットを持っていてこれが3G 通信と音声通話が使えるのでぜんぜん問題ないし、スマホを買うのは結局やめました。

 

sim は nifmo で、8月から3G の通信に対応しました。そのおかげで、7インチタブレットのG708(オクタコア) が問題なく電話でも使え通信も出来るので、あえてスマホを買う必要もないなと冷静に散財を防ぎました。LTE には対応していませんが、出先ではメールかちょこっとWEB見るくらいだし。とりあえず、ポケットに入る7インチに電話付きが自分の中では、最強です。

 

スマートウォッチ(Lemfo LEM1)は、日本語が使えなさそうだし、7インチはポケットに入るのでまぁ、いいかということで。

HTB1V92BKpXXXXcYXVXXq6xXFXXXj

それよりも欲しいのは、椅子です。3,4年使ってほぼ限界となっています。

 

そして、購入したのはどうでもいい4点。多少は安くなっていたようです。

PCBをカットする歯と、手袋とゴーグルです。大物は来年の11/11 に何か買えればですね。3D プリンターの材料とか、CNC の材料とか。

11 22 33 44

いろいろ見ているときに発見したのが、Orange Pi という代物。

Orange_Pi

オフィシャル?サイトは以下のようです。この15ドルのは、Orange pi の素のもので、RasPi のクローンのようです。

http://www.orangepi.org/

interfacesラインナップは、全部で 7種類あり、一番ハイスペックなものは、SATA のインターフェイスも付いている、Orange Pi Plus2 というやつです。NICもギガビットで、オンボードにストレージも8G付いています。メモリは2G。

 

もう少し調査してから、一番安いものをゲットしてみようかなと思っています。これは11/11 の時にセールになっていなかったようです。

 

HDMI のインターフェイスは付いているので、2300 円程度で何か画面表示するデバイス用途とかいいんじゃないかなぁと思っていますが。

 

11/11 のアリエクのお買い物は雰囲気だけ楽しめた感じです。感想としては冷静に値段を見極めないと、安いのか普通の値段なのかがわかりにくいです。

WiFi E-ink Display 部品整理その2

11/11 に向けて、部品を購入しようと思いますので、WiFi E-ink の部品を整理してみたいと思います。

前回に購入しようと思ったパーツの内、購入済みのものは以下。

WiFi E-ink display 部品整理

ほとんど購入済み。

回路図での部品名 数量 部品名称 価格(数量) 備考 購入
N/A 1 ED060SC4(LF) 1389(1) リビジョン2 済2個
L1,L2 2 SLF7045T-220MR90-PF (TDK)
NR6028T220M (Taiyo Yuden)
CDRH6D28NP-220NC(Sumida)
1251(50)
1097(20)
1192(30)
900mA 7x7x4.5mm
1300mA 6x6x2.8
1300mA 7x7x3
済 TDK
C2 1 0603 smd 100pF >25V 1  
C4 1 0603 smd 4.7pF >25V 1  
IC1 1 LT1945 1403(10)   済 LT sample
IC2 1 MC79L15 531(20)  
IC3 1 L78L15(L78L15CD-TR) 484(20)  
IC4 1 MCP1802T-3302I/OT
TPS73633DBVR
546(10)
517(10)
3.3V に変更
TIのに変更
IC5 1 LM358 (LM358DG) 567(10)  
IC6 1 MCP73831(SOT-23-5) 254(10) リチウム充電管理
IC7,8 2 74LV4094(74LV4094D)
74HC4094D
699(10)
705(20)
互換品 74HC4094D の方が安い
D1,2,3 3 SS24 (DO-214AC(SMA)) 273(100)  
D4 1 0603 LED 283(100) 5 colors x20pcs =100pcs
C5, C6 2 0603 100nF >25V 51(100)  
C7, C8 2 0603 2.2uf >25V 228(100)  
C3, C11, C12 3 0603 4.7uf    
C1,C5,C6,
C9,C10,
C13,C14
7 0603 100nf    
C15, C16 2 1206 100uF
tantalum 220uF で代用
996(100)
608(30)
220uF の tantalum で代用
VR1 1 smd 100K EVM3ESX50B15 254(20)  
CON1 1 FH26-39S-0.3SHW 1113(20)  
CON2 1 miniUSB UX60-MB-5ST
Micro USB ST-MC-5F-01
1045(20)
423(100)
マイクロUSB に変更。特価品
Q1,Q2 2 IRLML6402TRPBF
(SOT-23 P-chan mosFET)
305(50)  
R1 – R15 15 0603 抵抗セット 170valuesx25pcs=4250pcs 2531(4250)  
C All   0603 SMD Capacitor
90valuesX50pcs=4500pcs
2835(4500) murata 製
N/A 1 samsung galaxy note 2 battery
Lipo 502035 330mah
637
1380(10)
互換品
小さなLipo電池で試作
ESP8266 1 ESP-WROOM-02 903(2) タイムセール品
ESP13   ESP13 OEM品? 1580(5) ここで買うのはx
CON3 1 2Pin set XH2.54-2P 600(100) 特価品

結局、コイルはTDKのが安かったので元の選択に変更。ESP13で行くか、ESP12で行くかはまだ未定。できれば、ESP13で行きたいところ。ざっくり、全部で13000円くらい。単価3000円がPCBを入れた原価。ということは、中古のkobo や kindole とかにLINUX入れて改造したほうが安上がりですね。E-ink を制御するドライバーをだれかが大量に作ってくれれば安くなるんだろうけども。

 

PCB 設計はまだ途中。ソフトウェアがESP13 で通るか確認をしたいところ。ESP13 や WROOM-02 でSDK1.0.1が通るかどうかはまだ未確認。

1%誤差のシャント抵抗 25mR

プリント基板の入稿がもたもたしている間に、また部品が着てしまいました。

本日は、シャント抵抗。2512サイズが 50 個で418円。@8.4円

2512_r025_1p_25mR2

こういう抵抗、PCのマザーボードでも見たことがあります。あれはシャント用に使っていたのですかね。

2512_r025_1p_25mR

25mR にすれば、INA226を使ったときに 1LSB が0.1mA になるようです。まだあまり良くわかっていませんが。以下あたりに詳細があります。

Texas Instruments

INA226 Online Datasheet

LSB は、2進数の最下位ビットで、最小単位を意味していて、V+ と V- の電位差をA/D 変換したものが0x01 レジスタに入るようです。このあたりのレジスタの値と初期値、INA226 側で計算される値の関係がまだよく理解できていません。

以下が詳しそうです。実際にくみ上げて1waire でプログラムを作るときに参考にします。

電圧/電流計測 INA226をCCS Cで使うI2Cインターフェース

http://denshi-kousaku.fan.coocan.jp/report030.html

ターミナルの端子到着 KF128-2P

電流計測に使う予定の端子が届きました。2set(40個) で約300円。@7.5円。

気になっていたサイズですが、予定しているケースに収まりそうです。写真のように連結用の溝があり、パーツ同士を連結できます。

1

基板幅は、19.5mm を予定していますので概ね大丈夫そうですが、調査したときと奥行きサイズが微妙に違っているので、修正が必要です。基板に固定せず、ケースの外側からピンをケースに入れて設置するのが良さそうです。そうすればケース1個で収まりそう。

基板がPin に届かない部分は、まぁ現場合わせで延長。

pcb 横幅実測は、10.04mm で2つで20.08mm 程度。誤差がありますが削らなくても入りそうです。

2

縦幅は、8mm 弱

3

pin は約1mm なので中央に位置する感じです。

4

実測では、製品による誤差がありますが、中央に位置すると考えて良さそうです。

5

高さは10.15mm。ケースの収納部分の高さは、約12mmなので、2つケースをかぶせるような感じかな。

6