基本的な構造を以下のように変更して、CNC ルータの設計の方針変更しています。
理論的には、スピンドル部分に左右、上下のトルクが掛かっても構造的に強いはずです。しかし、パーツが多くなるデメリットもありますが、やっかいなのはX軸とY軸に3本の稼動軸があり、この平行を調節する機能が必要かなと。
これを支える支柱に高さ調整を備えた構造が必要ですが、なかなか設計方針が定まりません。今のところ、ベースと、支柱を支えるブロックを分離して、それらをM3 のネジで結束する方向です。組み込みのときに、ガラス定盤(じょうばん)にダイヤルゲージで平行を調節するような感じです。
ブロックとブロックの高さは、アルミ箔のようなのを噛ませて調整するとかですが、もっと良い方法ないかなと思案中。アルミ箔は、10µmから厚手のモノは60µm くらいなので調整にはいいんじゃないかと。まぁ、そんな厚みは土台のたわみで変わるから調整する必要はないのかなぁ。ダイアルゲージの測定誤差は、0.005mm (5µm) なので、0.01mm くらいの精度が調整できればと。
最初に組み込んだ時に調整したら、後からは調整できない(ばらせば可能ですが)ので、なんかいい構造はないですかね。それか、調整機能は省いて、一体型の支柱にするとか?いやぁ、調整機能がないとやっぱりだめでしょ。
もんもんとしてきたので、天気がいいことですし気分転換に外出してきます。ラーメン&ホームセンターにでも行ってこようかな。
で、4隅に同じパーツが使えるよう、対象にしておきました。
3Dプリンターがなかったら、こんなパーツは作れませんね。3Dソフトと3Dプリンターがあると、工作の幅が広がります。
あとは、Bed の処理です。底のMDFをどうやって固定するかです。ある程度のそりを抑えて、削るものを固定できるようネジ穴を作っておくと便利そうですが。アルミの8mm の溝が切ってある板のものがよさそうですが、価格もそれなりにしたはずです。あ、ミスミのサイトが面手中で部品が物色できませんね。
CNC Bed で画像検索すると、いろいろ出てきます。みんなどうやって固定しているんでしょうね。MDF 以外の底の選択を検討したいと思います。