新D-Slot ブラケット組み込みと、中華ベアリング弱点発見

少し前、世間はどうやらクリスマス・イブだったようです。そんな日にブログを書いているというのもなんですが、まぁ、今日は D-Slot の誕生日ということにしましょう。2016年の12月 24日に D-Slot は誕生!!

 

Happy D-Slot !!

 

で、前回 0.2mm ノズルで船は作れませんでしたので、0.4mm ノズルに変えて、新ブラケットを作りました。以下のは、ISC のベアリングのタイヤで、もちろん超スムースにすべります。

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組み込みのコツをメモ。 IMGP1059

プリントした直後は、サポートをペンチで取ります。

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M5 の 30mm とワッシャーを用意。

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M5のボルトにワッシャー(9.6mm 0.4mm)をブラケットにねじこみます。ぎりぎりのサイズなのでM5のボルトでタップを切る感じで。

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裏面のナットはボルトをネジって押し込みます。手では入りません。

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こんな感じ。同じ手順で、可動式の足もナットをはめ込みます。

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調整用のM3 16mm をねじ込みます。結構ぎりぎりサイズなので、M3 の先にPLAが詰まったら掃除して貫通させます。ここは構造的に、中間にナットを入れる設計にしたほうがいいかもですね。

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あとは、タイヤをつけるだけ。

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で、今回中華のとISC のとタイヤを作ったんですが、どうにも中華のはタイヤをはめてボルト固定すると回りが悪い。悪いというか、ほとんど回らないんですよね。

なんだろうなと思って、タイヤの中にある状態と同じく、ワッシャーを3枚はめた状態のを日本製のと比較しました。

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パッと見は、どちらも同じような感じなのですが、回してみると違いが。ノギスで対角線上の幅を計測してみると驚きの結果が。

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なんと、0.2mm も差があるじゃないですか、、、、、、

だから、タイヤの中だとベアリングの位置が左右で違い、それぞれ理想的な位置にないのですべりが悪いという結論。ベアリングの中で0.2mm もずれたらそちゃこすれるよね。
だめなのは、両端の軸の水平が出てないんです。いったいどうやって切ったら、こんな風になるのよ、、、あるいは、両軸の水平は出ているかもしれませんが、ベアリング筐体に組み込んだ全体の水平が出ていないのかも。まぁ、いずれにしても2つベアリングを組み込むとアウトです。

もちろん、日本製のは水平を保っています。タイヤの中にはめてボルトで締めてもスムーズに回ります。

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前回作った、8mm 径の 688zz も同じ理由でタイヤの中に入れると回りが極端に悪くなったのはこれが原因のようです。

ということで、中華のベアリングは、V-Slot では使えないということがわかりました。素直に、日本製かドイツ製か、軸が水平にカットされているベアリングにしましょう。単体だとそれなりに回るんですがね、、、片輪のタイヤにしてみますか。そのほうがよっぽど回るので。

 

3つ目のブラケットも作ってあるので、それに中華片輪タイヤをはめて使えるか検討します。

 

以上、と、いうことがわかってすっきりしたクリスマス・イブでした。