日本製のベアリングは中華と比べてやっぱりすごかった

土曜日は残りの仕事でほとんど潰れてしまったので、対角V-Slot の設計は進んでいません。

NTNとNSK(NSKマイクロプレシジョン株式会社)のベアリングや、小さなV-Type のベアリング(中国製)も届いたので、軸をネジ止めして軽く手で回り具合を確認してみました。中華製にもいろいろとグレードがあると思いますので、ここではアリエクでゲットした1個30円ほどの低価格な中華製と比較した時の事を書いておきます。

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まずは中華製のメーカー不詳の小さなベアリング。これはV-Type のスチール枠にベアリングが組み込んである感じのもの。かなり小さいです。

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内径は、2.9mm

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M3 のボルトが収まります。   S20161218_002

スチール製の20個で600円ほどのモノで、精度はまぁあまりよくありません。

S20161218_003 外系は11.9mm

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厚みは、3.9mm

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エヌアイシ・オートテックの三角アルミフレーム とのバランスはこんな感じ。

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少し精度は悪いとは言ってもそれなりにスムーズに回ります。軽く小さく安く作れるメリットは出そうです。

 

次、日本製のベアリング2種。625 タイプのものです。

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NTNのスチール製のと、NSKのステンレス製のをゲットしてみました。S20161218_009

これは、NTN(NTN株式会社)のスチール製の 625zz です。Japanと刻印があります。

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次は、ISC(NSKマイクロプレシジョン株式会社) のステンレス製の 625-H-ZZ です。こちらは、5個パックで箱に入っているようです。6個買ったので、1つはバラ。

NSK_Logo.svg ISC_P28-31_pdf  どっちのロゴなんでしょうか?社名は、NSK があるので、NSK のロゴともいえそうですが、歴史的には、ISC のロゴのようですね。

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レトロなデザインのパッケージに入っています。このパッケージには、ISC のロゴが入っていますね。MADE IN JAPAN の響きは、やっぱりいいですね。

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見た目からして、期待できそう。

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仕様は以下です。

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M5のボルトを挿して、軽く転がり具合を肌で確認したところ、体感できるほどスムーズです。これはすごい。NTNとNSCのスチールとステンレスの差は、感じられませんが、どちらもどこまでも転がっていきそうなくらい、スムーズです。

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やっぱり MADE IN JAPAN はすごかった。

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V-Slot にするときに価格が5倍くらいはありますが、その差はローラー3個で600円。XYZで、4000円から5000円弱は高くなる感じです。

とにかく、日本製のベアリングはすごいねということが体感できました。