土曜日は残りの仕事でほとんど潰れてしまったので、対角V-Slot の設計は進んでいません。
NTNとNSK(NSKマイクロプレシジョン株式会社)のベアリングや、小さなV-Type のベアリング(中国製)も届いたので、軸をネジ止めして軽く手で回り具合を確認してみました。中華製にもいろいろとグレードがあると思いますので、ここではアリエクでゲットした1個30円ほどの低価格な中華製と比較した時の事を書いておきます。
まずは中華製のメーカー不詳の小さなベアリング。これはV-Type のスチール枠にベアリングが組み込んである感じのもの。かなり小さいです。
内径は、2.9mm
M3 のボルトが収まります。
スチール製の20個で600円ほどのモノで、精度はまぁあまりよくありません。
外系は11.9mm
厚みは、3.9mm
エヌアイシ・オートテックの三角アルミフレーム とのバランスはこんな感じ。
少し精度は悪いとは言ってもそれなりにスムーズに回ります。軽く小さく安く作れるメリットは出そうです。
次、日本製のベアリング2種。625 タイプのものです。
NTNのスチール製のと、NSKのステンレス製のをゲットしてみました。
これは、NTN(NTN株式会社)のスチール製の 625zz です。Japanと刻印があります。
次は、ISC(NSKマイクロプレシジョン株式会社) のステンレス製の 625-H-ZZ です。こちらは、5個パックで箱に入っているようです。6個買ったので、1つはバラ。
どっちのロゴなんでしょうか?社名は、NSK があるので、NSK のロゴともいえそうですが、歴史的には、ISC のロゴのようですね。
レトロなデザインのパッケージに入っています。このパッケージには、ISC のロゴが入っていますね。MADE IN JAPAN の響きは、やっぱりいいですね。
見た目からして、期待できそう。
仕様は以下です。
M5のボルトを挿して、軽く転がり具合を肌で確認したところ、体感できるほどスムーズです。これはすごい。NTNとNSCのスチールとステンレスの差は、感じられませんが、どちらもどこまでも転がっていきそうなくらい、スムーズです。
やっぱり MADE IN JAPAN はすごかった。
V-Slot にするときに価格が5倍くらいはありますが、その差はローラー3個で600円。XYZで、4000円から5000円弱は高くなる感じです。
とにかく、日本製のベアリングはすごいねということが体感できました。