さて、年末に向けてE-ink を表示するテストが出来そうなので、その準備をしています。
開発ボードは、ブログで先駆者がいらっしゃって、なんと開発ボードを分けていただくことになりました。ありがとうございます。
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E-ink ディスプレイのコネクタはPCB上につけないと無理な配線なので、電源部とコネクタから構成される開発ボードを作られていました。こちらは、まだPCB作ってないのでテストできていない旨をブログでコメントしたところ、好意で開発ボードを分けていただくことになりました。コハクラフトさま、本当にありがとうございます。E-ink のPCB発注は来年かぁと思っていたので、年末に遊べそうです。
以下の回路図は、sprite_tm さんのページにある手書きのものをトレースしたものです。配線するときの覚書としてメモしておくことに。
ただいま、コハクラフト開発ルームにてハンドメイドで半田付けが行われている最中です。こちらは、シフトレジスタ部とESP側の準備をしています。そして、先に発注してあるロジックアナライザーも今年中に来ると思いますので、どんな手順を踏めば表示されるのかを解き明かしていきたいと思います。
英語ソースでは先人がいるのですが、まだ要点がつかめず、ポイントの要になる部分がわかりません。コハクラフトさんのブログでいくつか解き明かされて、ソニーのdigital book reader PRS-600 本体にE-ink を挿げ替えても表示が可能だそうです。Sony のE-ink には、LB060S01-RD02 という型番のE-ink で、今回手持ちで流通している、ED060SC4(LF)を繋げても表示できるということがわかっています。上の回路図では、9pin , 10pin は繋がっていますが、そこはポイントではなさそうということが状況から言えそうです。
要するに、E-ink に入れる信号のタイミングがポイントになることは間違いなさそうです。
今回しょっぱなにテストしようとしているソースは、
https://github.com/take-i/espeink/blob/master/user/eink.c
で、各所にos_timer_armでタイミングをを取っている部分がいくつかあります。その関数を集約したものが、
https://github.com/take-i/espeink/blob/master/user/io.c
にあり、ここにもタイミングとっている部分、os_delay_us がいくつかあります。このあたりをいじって、どのような挙動だと表示され、あるいは、されないのかという根本原理を探ってみたいと思います。
果たして、以下の3つのページでは何を言おうとしているのか?
http://essentialscrap.com/eink/electronics.html
読んでいるだけでは、いまいちピンときません。実機を交え、1つづつ噛み砕いてみたいと思います。そして、次のE-ink ディスプレイにも応用できるノウハウが得られればと思っています。一番やりたいのは、フレキシブルなE-ink への表示です。まだ、モノがこなれていないので、入手方法がわからずですが、数年経てば入手経路も確立されてくるだろうと思っています。