単3電池2本でiPhoneを充電 その7

さて、放電も完了し残り20%になりますた。

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はたして、充電できるでしょうか?
対象マシンは、iPhone3G。iPhone4はまだ電池残50%あるので。

100円ショップの昇圧ICだしな、ま、無理なんだろうな。
だめもとで、接続。

さて、どうなるのか、、、、、

しばしの沈黙、、、、

きたよ、これ!!!
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※100円ショップの単3型2本のUSB充電器(改造したもの)で40%未満充電残のiPhoneを充電している証拠写真!

電池も100円ショップの4本100円のアルカリ電池。もっといい電池使えって?まぁまぁ。

 

PIN2の充電しているときの電圧。約1.85V。実測

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PIN3の充電しているときの電圧。約2.8V。実測

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PIN1の充電しているときの電圧。約5V。実測

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iPhone4は、まだ50%なので、とりあえず充電。できるかな?

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できてるね。40%未満だとどうなるのか。電圧は4.4Vくらいまで落ちてるね。消費電力が大きいのか。

とりあえず、まだテスト段階で、充電モードに入るだけで充電できるのかちゃんと試さないとね。

 

でも、状況はかなりよくなった。今まで充電できなかった40%未満のiPhone3Gで充電モードに入るようになったしね。

 

次回、記事あるかも。あくまでも、改造は自己責任でね。ヒューズも安全装置もつけてないので。

Minty Boostの作者 えらい!

[vimeo http://www.vimeo.com/13835359 w=400&h=225]

Reverse engineering Apple’s secret charging methods from adafruit industries on Vimeo.

iPhoneが充電モードをUSB Pin2,3 の電圧を見て決めている決定的な証拠ビデオ。ナイスJobですね。!

すばらしい。ビデオ途中、チップ抵抗を外す場面があるんですが、間接熱でピンセットで外していますね。こういうテクがあるとは、勉強になります。

Appleはハードとソフト(OS)を、両面から作る会社なのでいろいろと、面白い仕掛けをしてくれますね。規格を工夫してくるところがすごく私は好きなんですが、こういうところを嫌う方もいます。

100円ショップのUSB充電器から、思わぬところに結びついてきたので、Hackした甲斐はありましたね。モノづくりの原点。バラして、1つ1つじっくり見る。ああでもない、こうでもないと試行錯誤して手を動かす。一見無駄なように思えても実は、意味があるんですよね。

 

電子機器、年々、ちっこくなって、パーツが触りにくいので、そのあたりが悩みどころ。手がプルプルふるえちゃうんですもん。

100円ショップのUSB充電器その2

アルカリ電池がなかったので、探してました。
この回路で、USBの端子にどのくらいの電圧がでてるか、測ってみたよ。
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電源 アルカリ電池新品 実測 3Vちょい

USB 3pin Data+ 無負荷実測 1.35V

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USB 2pin Data- 無負荷実測 1.95V
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USB 1pin 5.1V
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iPadの充電器からは、

USB 1pin 5.1V
USB 2pin Data- 無負荷実測 2V
USB 3pin Data+ 無負荷実測 1.38V
※アナログ読みなので、誤差はあるが、大体同じ。

20%のiPhone3Gでは充電できず。
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90%のiPhone4では充電モードに入るけども、しばらくたつとIMGP8562
対応していないアクセサリだって。前回マンガン電池の使いかけでためしたから、NGだったのかと重いましたが、アルカリ電池新品でも、だめだっていうことは、おそらく、負荷をかけたときに電圧が降下しちゃうんですね。(違うかもしれません)
5V 500mA出力したときでも、電圧が降下しないようにするには、さてどうしたものか。

iPhoneのACアダプタは5V 1Aですか。USB2.0では500mA,USB3.0で900mAが規格とのこと。wiki
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これは、面白そうな課題ができた。単三電池2本から、安定してiPhoneを充電できる昇圧回路。しばらくは、楽しめそうだ。

お、世界に目を向けると実現している回路があった。次回ご期待。

バックライトとインバータは生きてた

とりあえずは、前回解析したので電源をつなげてみた。

1・12V
2・GND
3 未使用
4・3.3V
5 未使用
6 未使用

結果は、こちら。インバータユニットと冷陰極管はいきてましたね。これで、とりあえずは液晶コントローラが死んでても、照明とか何か違う用途でも利用できます。
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ジャンクな電源の4PINメスを使って、仮配線。

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12VはiMacG4の電源から、3.3Vは手持ちのACアダプター。あまってる、ジャンクなRCAコネクタをつなげて、ワニ口クリップでテスト。全部、ジャンクなところが良しじゃない?12Vと3.3Vの電流がちょっと多いかもしれないけども、ま、またそのうち調べましょう。

テスタが、アナログなのがオツでそ。小学校のころから使ってるやつ。年代モノですね、これはジャンクじゃなくて、新品購入でしたよ、当時にいくらだったかは忘れましたが、、、FMラジオを作って動かなくてオヤジがプレゼントしてくれました。テスタがあったから、動いた っていう記憶が。原因はわすれましたが、テスタって偉大だなって強烈な印象が残ってますねぇ。

iMacG5兄弟参上!

さぁさぁ、本日も解体しますよ!iMacG4が好きな人は、その次にリリースされたG5なiMacもどうしても興味がわいてしまうわけで~。そこのあなた、オクでついつい、ウォッチリストになんかぽちってないですかぁ~?
実は、このG5筐体は良く壊れるので有名で、iMacG4よりも安値でジャンクは買えちゃったりするんですよぉね。

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っなことは、わかってるっ、早くバラせと? まぁまぁ、あわてないで。
で、どこが良く壊れるかっていうと、

  • 電源
  • モニタ不良(縦線が出たりとか、ブロックノイズが出たりとか)
  • ロジックボードのグラフィック
  • ロジックボード自体

このあたりが筆頭で、ある大学のiMacなんかは、驚愕の壊れ値をたたき出しています。(興味があるひとは、ググればでてきますので、ここでは控えますが)

なので、出てくるジャンクな品が多い事。1000円~2000円でGETして、送料の方が高くなっちゃうパターンです。

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さて、届いたブツをチェック。といっても、電源がないやつなのでとりあえずは、外観チェックのみ。なかなか綺麗ですね。電源、HDD、DVDドライブ、メモリが無い割には重い感じ。

 

さぁ、2台あるのでまずは型番チェックしてBT/AMっていうのがついてるやつから。BTはぶるーとぉ~すですかね、AMはなんでしょ?ま、い~や、ばらしてるうちにわかるはず。これをAあにきMまっく と略してみることに。えっ?

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G5のバラし方は、いろんなページで紹介されてるので、省略。ネジを見つけては回す。

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DVDドライブ、HDD,メモリ、電源がないのね。

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マジかで見ると、いろんなことがわかるね。まず電源スイッチは、なるほとこういう仕組みなのか~で関心。ついで、エアフローとCPUクーラフィンに工夫が見られます。

 

 

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ウラブタとPINがひっこむタイプの接点があって、これが電源スイッチ。

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エアフローは下から空気を入れて、上に排出。ファンも横型の特殊な形状。

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CPUクーラはヒラペッタイたいぷので、G5のカバーがついてる、おもわずひっぺがし。

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このロジックボードの裏側は銅版みたいな放熱板に密着。両サイドから放熱してるみたいですね。

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ロジックボードをひっぺがすために、ぶる~とぉ~すのアンテナ線を抜く。

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マザーの止めている隅っこのネジは磁石タイプのドライバが便利。愛用のドライバー。

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インバータ。マザーに6PINで電源と調節をしているみたい。★未解析。

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インバータがつながっているロジックボードの部分。

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ロジックボードをひっぺがすと、シャーシにたわみ防止の座金が。

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さらに、シャーシをひっぺがし、液晶パネルまで進入。

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このシャーシ、良くできていて、ネジを回すと止め金具がスライドしてとまる仕組み。

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このシャーシはすてちゃだめですね。

ちびっこスピーカ。

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やっと液晶パネル背面にたどり着きました。

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映像信号は、こんなコネクタ。

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シールドを隅っこをカッターで開腹。型番を見る。

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LMM5212045655 QD17TT02 REV:01
QUANTA DISPLAY INC(LK01)
RATING:3.3V 1100mA
後でSPECシートあるか調べてみよう。

 

 

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映像信号は、こんな感じ。30PIN

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マザー側の基盤形状のコネクタをバラす。基盤にハンダ付けみたいですね。

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1つ謎のチップがHDDのマウンタについてた。
こえは何?温度センサーか何かですかね?

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以上、AMあにきまっく のバラシ終了。どんな素材に変化するのか。いろいろ考えてみることにします。

PowerPC HaikuOS をiMacG4で試す

知る人はBeOSが動きそうなら、やっぱり試したくなるでしょうよ。 PPC用のHaikuを前回記事で見つけたのでちこっと試してみましたyo。

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リビジョン40136でがんばってみた。boot-cdはISOファイルでCDに焼き、imageはDDでUSBに書き込み。iMacのUSBポートとCDトレイに乗せて起動。

最初、Cキー押してCD-ROMから起動するのかと思いきや、しないので、OpenFirmwareを起動させる。command+option+o+f のキーを押し続けるとこんな画面が。
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で、こんな感じでコマンドをタイプ。リターン。
boot cd:,\ppc\boot_loader_openfirmware
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ずらずらと、流れる。動いて~
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お、いい感じじゃん。いけいけ~
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USBのHaikuボリュームを選択して、

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起動せよ!

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くるのか~?
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うごかね=======!

 

 

 

 

 

 

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PANICですか、、、、arch_int_init_post_device_manager():Found no supported PIC!

一筋縄ではいかないようで。
3個目のアイコンまではいくようですが、
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リビジョンを落として試すとか、また今度やってみよう。AirMacカードが入ってるからとか関係あるのかな?

動けば、さくさくなHaikuなはずだから、気を長くしてまた再挑戦してみたいですね。