音響カプラーって言葉ご存知ですかね。
以下のような電話の受話器をベルトで固定して、音声データ(ぴーひょろひょろ)でデータ通信する機械の事を言うのですが、これ使ったことある人結構少ないんじゃないでしょうか。
僕が使っていた頃は、小学生の頃なんで37年くらいまえです。当時、BBS 通信っていうのがあって電話で東京とかアクセスポイントまで直接通話して、掲示板やチャットなんかをしていました。まぁ、長距離電話になって電話代がめちゃくちゃ高くなってすぐに禁止になってしまったんですが、親の目を盗んで近場のアクセスポイントには結構かけていました。
で、この音響カプラーの通信速度はだいたい、300bps から速いのでも2400bps くらい。Mbps なんて出ないですよ、もちろん。超遅い通信機器で通信中は静かにしていないとノイズが入りエラー訂正がかかるのでさらに遅くなるという。その後、電話線に直接くっつけるタイプのアナログモデムが出て、その後デジタルの ISDN っていうのも出て速いなーって言っていた時代でした。
今回、東京に単身赴任することになって東京での通信環境をどうしようかなと思案していたのですが、結論から言いますと wimax を契約しました。sim を入れて使うのでモバイル環境でも使えるのが決定打です。やっぱり移動中も使いたいですからね。
W05 っていうモデムでカシモWiMAX っていうところで契約しました。契約してモデムが到着するまで、2日でした。中国通販してるとこの日本の物流処理には驚きますね。
管理画面に入って、SSIDとパスワードを変更。5G帯にwifi を変更しておきました。W05は、デュアル待ちうけが出来ないのが欠点ですね。スマホが5G帯に対応していないので、その内東京ではデュアル待ちうけの wifi ルーターを買うかもしれません。
で、驚いたのはその速度。やばいですよ、これ。
え!まじっすか。もっとも速いときは、138Mbps くらいでました。筑波大学のOPEN Project (via 20G SINET)とか。ギガの光だと500Mbps くらいでるそうです。20Mbps くらいなんだろうなと思っていましたがトンでもない。
いやいや、光回線と同等じゃないですか。ためしに、CentOS-7-x86_64-DVD-1708 の DVD を torrent で落としてみたんですが普通に光回線の時と同等に落とせました。3日で10GB を超えると翌日の 18時から夜2時まで 1Mbps の速度制限がかかりますが、ちょっと試しに10GB を超えて(もう超えましたが)どのくらい使えるか体感してみようと思います。
まぁ、日常的に大きなファイルは落とさないので10GB の制限にひっかかることもないでしょう。2年間は大活躍してくれるでしょう。