X-Windowsを入れてみる

さて、Pi2 にFedora22 を入れたわけですが、サーバに使うか、クライアントに使うかで迷っていまして。

 

Pi2 をサーバで使うんだったらGUI 環境は入らない派なので今まで見向きもしてきませんでした。しかし、よーく考えてみると以下のようなシーンが想像されます。

・arduino や ESP8266 でシンプルな仕組みを作り、それらを集合させ、画面に表示させるもの

今や、24インチのHDMI ディスプレイが1.5万程度で買える時代なので、工作の幅と表現が増えると面白いんじゃないかと思い、興味を持ち始めています。

 

候補としては、以下の3つでどれが使いやすくて開発しやすいのかまだよくわかりません。Anjuta (アニュータ)+ Glade いうGUI 統合開発環境があるようです。なんと、GTK/GNOMEによる GUIプログラミング が全ページPDFで公開されています。

・LXDE Desktop(GTK+ , Qt)
・Xfce Desktop(GTK+2)
・MATE Desktop(?)

LXDE は、Windows ライクな感じで、一番軽そうな印象。迷った末、以下のページの印象を受け、Xfce をいれてみることにします。

LXDEのインストール方法

Xfceのインストール方法

MATE Desktopのインストール方法

 

インストールパッケージは、700個弱で、グループインストールすれば良いので省きます。自分の環境では、見つからないパッケージが出てエラーとなったので、そういうのは、単体でrpm を落として入れました。

stunnel
tigervnc-server-minimal
tigervnc-license

ちなみに、dnf でローカルインストールは、以下のようにすればよいようです。

yum localinstall [RPMファイル]
dnf install [RPMファイル]

※参考 Fedora 22でパッケージ管理システムがYumからDNFに

 

インターフェイスのイメージは、以下のオフィシャルサイトを見るといいかもです。

http://www.xfce.org/about/tour

 

標準環境の RASPBIAN では LXDE なのでちょっと違うのを選んだという理由もあります。さぁ、どんな感じでしょうかね。

こんな感じになりました。

 

 

1

なかなかシンプルでいい感じです。

2

 

以下のような設定ファイルをホームディレクトリに作りました。

—- .xinitrc

exec startxfce4

以下の設定ファイルも作りました。

—- /etc/X11/Xwrapper.config

allowed_users=anybody

 

まだリモートで接続するやり方がわかりません。が、おいおいやっていくことにします。